社会福祉士の成り立ち

現在日本では、医療技術の進歩や生活レベルのアップなどで、平均寿命が年々伸びています。そのため、高齢者が増えることになり、介護が必要な人が増加するという、高齢化社会に陥っており、それは、社会的な問題として深刻さを増しています。さらに、介護をするほうの人にも高齢化が進んでいるということです。

このように、高齢化福祉の問題は、今や特定のひとだけの問題ではなく、社会全体の問題に広がってきています。

社会福祉士が誕生する前は、「社会福祉主事」という立場の人が福祉関係の仕事をしていましたが、専門的な知識や技術に乏しく、カバーできる範囲が限られていたため、社会福祉の専門職化が必要になってきました。

そして、1987年に「社会福祉士および介護福祉士法」が制定され、それと同時に「介護福祉士」と「社会福祉士」という国家資格が生まれたのです。「介護福祉士」は、日常生活の介護や介護をしている家族への援助が目的でつくられたのに対して、「社会福祉士」は、介護だけではなく、さまざまな社会福祉に関する問題の相談をうけ、それらに適切な助言や指導が行える、福祉の専門職としてつくられた資格です。

社会福祉士」は、少子高齢化、福祉に対するニーズの多様化にともなって、今後ますます活躍の場が広がる資格であるといえるでしよう。

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